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実績
テープ製品の年間生産量は地球と月を往復できる距離
1995年、従業員15名でスタートした当工場は、約2,500名を擁するステーショナリー一大生産拠点へと成長しました。今やアメリカ、ヨーロッパ、アジア各国にいたるまで世界のお客様にご愛用いただき、「PLUS」製品の品質を実感していただいています。この実績は、我が社の中核となる人材・品質管理・改革改善・生産システム・開発が一体となって、真摯に「ものづくり」と向き合ってきた大きな成果です。
人材
未来につながる意欲あふれる人材
当工場は、スタッフ皆が意見を言い合える信頼関係の構築を心がけています。さらに挑戦意欲や創造性を発揮できる機会を作り、やる気を途切れさせることなくスキルアップの促進を図っています。そして、適材適所にスタッフを配置し個々の能力を伸ばし、士気を高めることで、継続して働きたくなる職場を目指しています。このような環境によって育まれた人材は、長期的に製造を支える底力となっています。
品質
工場全体で取組む品質管理
工場からお客様にご使用いただくまで、一貫した品質管理で「ニッポン品質」を実現しています。QCサークル活動による各製造工程での検査、早期発見と原因究明。QAチームによる安全・信頼性の確認、顧客の満足度向上への取組み。クレームを分析し再発防止策を確立など、あらゆる角度から不良を未然防止できるよう対策をしています。いくつかの品質のつくり込みにより、近年は市場クレーム500万件に1個の実績に到達しました。
改善・改革
飽くなき向上心で「今よりもより良く」
現場の改革・改善は、現場スタッフが自主性をもって実施しています。そこには誰でも、どんなことでも、積極的に「改善提案書」として意見し行動しやすい環境があり、ここからスタッフ同士が議論を重ね進められていきます。このオープンな環境は、一人ひとりが何をすれば良いのか自ら考えるようになり、現場に活気をもたらしています。そして、工場設立時から継続しているこの改革・改善活動で蓄積された経験は、世界に誇れる製造工場への後押しとなっています。
生産システム
スタッフが創り出す生産システム
 
システムを見直す際には、まずスタッフに必要性を理解してもらうようにしています。それぞれが納得した上で、アイデアを出し合い試行錯誤し、自ら生産システムを創り出しています。この方法は、スタッフ全員に明確な目的と向上心が生まれ、最善・最適を目指すきっかけにもなっています。このようなシステムへの取組みは、工数の低減、無駄の削減、管理・生産の明瞭化、トラブルの早期発見、スタッフの負担減など多くの成果を生み出しています。
自動機自社開発
現場の状況を知り、的確な自動機開発を
自動化専門部門を中心とし、各部門に設けた自動化チームが現場スタッフと協調し自動機を開発しています。常に現場の声に耳を傾け、問題点をいち早く把握し開発・解決へとつながる密な連携によって、多くの自動機が製作され、コストや無駄な作業の削減、過酷な労働の軽減など、生産性向上に貢献しています。自社で問題を究明し開発・解決へと導くサイクルは、製造環境を良くするだけでなく、人材を育成し、知恵と技術を蓄え、次世代の「PLUS」に引き継がれています。